私は、脱「いじめは悪い」、を提唱しています。
世の中では、いじめは悪い事だと言われています。
そして私も以前はそう考えていました。
しかしそこにはある問題があります。
それは、いじめは悪いと考えていると、
自分が変わろうと思わなくなることです。
いじめられていた頃の私は、いじめる方が悪いのだからと何もしませんでした。
もちろんいじめが悪いというのは正しいですが、
それは現実では通用しないのです。
いじめを受けている人が改善できるところは
自分自身です。
それなのに問題を外部に求めてしまうと、
解決のために出来ることがなくなってしまいます。
悪いことをしている人を誰かが懲らしめて、
助けに来てくれると期待すると、
いつまでもいじめから抜け出せなくなります。
いじめは悪いと批判するより、
いじめられなくなるように自分を成長させた方が、
自分の力という最も頼れるものができるため
先々までいじめの不安を解消できます。
子どもが親の助け無しでも生きられるようになる事は、
子育ての最大の目標と言えます。
今はまだ守られる存在でも、
いつかは自分の力で生きていかなければなりません。
いじめは学べば解決できます。
体が弱い子でも、正しい知識があれば
いじめから身を守る力をつけることができます。