この記事では、いじめの解決方法をお伝えします。
単刀直入に言うと、いじめが起きる原因は戦力差が開きすぎているからです。
強い者と弱い者が同じ空間にいるからいじめが起きるのです。
もし二者の戦力が同じなら、争いにはなるかもしれませんが、
お互いの戦力が拮抗するため、一方的ないじめにはなりません。
今回”戦力”という言葉を用いたのは、
二人の間の単純なケンカの強さ以外の要素も含めたかったからです。
ではその要素はというと、それは味方です。
味方とは
友達、仲良しグループ、先生、親、保護者など
自分のために協力してくれる人のことです。
人にはそういった味方の存在が付いているので
単純なけんかの強さだけでは戦力は測れません。
いじめは個人戦ではなく団体戦なのです。
もし仮に個人戦だとしたら、ケンカが弱いだけでいじめられてしまう可能性が高いですが、
実際にはいじめは団体戦なので、自分自身のケンカの強さはあまり重要ではありません。
代わりに重要なのは味方です。
簡単に言うと、友達が多ければいじめられないし、
友達がいないといじめられやすくなります。
友達が多い人をいじめたら、その友達も怒って一緒になって反撃してきます。
だからいじめっ子は友達が多い人を最初からいじめの対象に選ぼうとはしません。
逆に友達のいない人は反撃の心配がほとんど無いですし、
いじめっ子にたくさんの味方がいた場合、二者間に巨大な戦力差が発生し、
一方的ないじめを容易に実行することができます。
これが、戦力差がいじめを生むメカニズムなわけですが、
これから考えられる、いじめへの対抗策は
味方を作ることです。
味方を作り、戦力を増強することにより戦力差を無くすことで、
一方的ないじめが起きないようにすることができます。
ですので、自分といじめっ子の戦力差を把握し、
足りない戦力を補うために、味方作りに取り組みましょう。
一瞬でいじめが解決する方法ではありませんが、
確実に状況を改善することができます。