いじめから身を守るのに、個人の力だけでは限界があります。
そこで味方の存在が重要になります。
これには戦国時代の城の話がヒントになると思います。
城というとお殿様が住んでいるところと思われますが、
それは平和な江戸時代の話で、
戦国時代の城は軍事要塞でした。
戦国時代に城がたくさん築かれたのは、
戦を有利に進めるためです。
野戦だと、人数が少ない方が不利になります。
しかし、平時に資源を使って築城しておけば、
戦になったとき戦力になります。
築城位置、敵が攻めてくる方向、敵の規模、使用する武器の種類、味方の兵数などから、
状況に合わせてオリジナルの城を築きます。
しかし城は物理的な城だけではありません。
「人は城、人は石垣、人は堀、情けは味方、仇は敵なり」
これは戦国武将、武田信玄の言葉です。
人は城である。
これは城の本質である、
平時の余裕がある時から準備をすることを、
人間関係に応用したものです。
日頃の人間関係を大切にしていれば、
いざというとき友達が助けてくれます。