いじめ解決の3ステップ

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いじめ解決にはステップがあります。

よく、いじめ解決にはこれをしたらいい、という話がありますが、

それは使うタイミングによって効果が変わってくるという事はあまり言われていません。

 

そこで、いじめの解決法に時間軸を取り入れて、ストーリーとして理解してもらえればと思います。

 

いじめ解決の流れは、大きく分けて3ステップあります。

(1) 最初にいじめを沈静化し、

(2) 次に味方づくりを行い、

(3) 最後に自由を買い戻します。

 

これらの詳しい話をこれからしていきます。

 

[ステップ1]

まずはいじめを沈静化させます。

この目的は友達をつくるための環境を整えるためです。

いじめを受けている状態では、友達をつくるのは難しいです。

なぜなら、いじめられている人とは、友達になりたくないからです。

いじめられている人と友達になると自分までいじめられるんじゃないかと思い、

怖がって人が近づきません。

そのため一度いじめを落ち着かせて、みんなを安心させます。

 

ではどうすればいじめを沈静化できるのかというと、

いじめを避けるために自由を売ります。

 

具体的には、距離を置いていじめっこに近づかない。

発言したり、質問したりしない。

目立たない。

パシリになって、言われたらかばん持ちする。

周りと同じ行動をする。嫌なことをされても怒らない。

反撃しない。

 

こうしていると、生活が息苦しくなりますが、代わりにいじめの被害を減らせます。

なぜ自由を売るといじめが沈静化するかというと、

それでもいじめを続けたら周りからただの悪い奴だと思われるからです。

いじめの中心グループはいじめが楽しいということだけでもいじめる理由になりますが、

それ以外の人は正義・タテマエの無いいじめには抵抗があるのです。

 

もし自由を売ってもいじめが変わらなかったら、先生達に厳しい指導をしてもらいます。

こうすれば短期間だけいじめを沈静化することができます。

いじめていた人が先生に怒られても、心から反省することは無いので、

いずれいじめは再開する可能性が高いです。

 

先生を利用するので、まずは先生を味方につける必要があります。

そのためには、まず被害者であることです。

ただのけんかだと判断されれば先生が協力してくれません。

一方的ないじめであることを伝える必要があります。

 

次に根回しです。

いきなりいじめっこを指導してくれと言われても、先生は動けません。

まずは学校の先生の中で共感してくれる人に相談して、味方にします。

少し時間をかけて味方の先生を増やします。

 

それから、厳しい指導の前に事件が必要です。

これは、普段の行いを注意するのでは力が入らないからです。

事件を引き起こすのはいじめっこの方ですが、こちらはその規模をコントロールします。

大事件にすれば厳しい指導のきっかけになるので、

いじめられた際に、激しく暴れる、大声を出す、職員室に逃げ込むなどを行い注目を集めます。

 

ただ、先生を利用する方法にはリスクがあります。

指導が効果が無かった場合、お前チクったな!ということになり、いじめがさらに悪化します。

それを防ぐために、先生による厳しい指導は一撃必殺で相手を叩き潰す必要があります。

しかし、リスクは避けた方が良いので、先生を利用するのは奥の手としてとっておき、

まずは自由を売る方法で沈静化させましょう。

[ステップ2]

いじめが沈静化したら、次は味方作りを行います。

つまり友達作りです。

クラス内で仲良くなれそうな人を探し、友達になりましょう。

すでにある仲良しグループに入れてもらう、というのが実際の形になります。

 

その時の注意は、ありのままの自分でいくのではなく、相手の趣味に合わせることです。

ここでも自由を売ることになりますが、まずは相手の警戒を解き、仲良くなることが先です。

 

そして友達と一緒にいる時間を増やすことで、いじめっこと関わる時間を減らします。

これにより、さらに自分と関わることへの安全性をアピールできます。

 

こうして自分の基盤ができたら、それをクラス中に拡張します。

クラス内に雑談ができる人を、各仲良しグループに一人つくります。

そうしておけば、いざという時に他の仲良しグループに移動できます。

 

さらに、クラス中から情報が入ってくるようになり、

自分に迫った危険を知らせてくれたり、情勢の変化が分かったりします。

こういう情報があると、何かが起きる前に準備をする時間が作れます。

また、自分の人間関係の大きさが外部から分かりにくくなり、

いじめても大きく反撃されるかもしれないと思わせることができます。

[ステップ3]

ここまでの過程で自由を売ってきて、息苦しい状態になると思うので、

今度は自由を買い戻していきます。

 

味方が増えて自分の足場が強くなっていくほど、いじめっこの存在を気にしなくてよくなります。

つまり自由に振る舞っても大丈夫になります。

何かされても、友達が守ってくれますし、なんなら反撃して逆に相手を追い詰めることもできます。

こうやって最初に売った自由を買い戻していきます。

 

自由を大事にしたい人ほど、一度自由を手放してみてください。

いじめを解決したうえで、後で自由を取り戻すことが出来ます。

いじめ解決の3ステップでは、まるでわらしべ長者が交換によって豊かになっていったように、

いじめを段階に分けて解決していきます。

自由が売り買いできるというアイデアは新鮮だったかもしれませんが、ぜひ実践してみてください。

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